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クルトワ、ルカク、ケイン…。プレミアリーグで躍進した11人のヤングスター

2014/15シーズンも閉幕したプレミアリーグ。今年も多くの若手選手がピッチで輝きを放った。では、その中から特に目立った活躍を見せたのは誰だったのだろうか。23歳以下の選手でベストイレブンを選出した。

text by 編集部 photo by Getty Images

GK・DF

クルトワ、ルカク、ケイン…。プレミアリーグで躍進した11人のヤングスター
ティボー・クルトワ【写真:Getty Images】

GK:ティボー・クルトワ(チェルシー/1992年5月11日生まれ)
2011年にゲンクからチェルシーにやってきたベルギー代表GKはアトレティコ・マドリーでの2年間の武者修行を経て今季から復帰すると、10年間に渡りチェルシーのゴールマウスを守り続けてきたペトル・チェフからその座を奪ってみせた。リーグ最少失点の立役者となり、13試合の完封勝利に貢献。プレミア初年度でリーグ制覇に導いた。
 

クルトワ、ルカク、ケイン…。プレミアリーグで躍進した11人のヤングスター
エムレ・ジャン【写真:Getty Images】

DF:エムレ・ジャン(リバプール/1994年1月12日生まれ)
本来は中盤の選手ながら、シーズン途中で3バックにシフトすることを決断したブレンダン・ロジャーズ監督が右CBにコンバートするとその高いポテンシャルを発揮。低調なパフォーマンスに終始した同じく新加入のデヤン・ロブレンを横目に3バックの一角として定位置を確保し、13試合無敗キープに大きく貢献した。
 

クルトワ、ルカク、ケイン…。プレミアリーグで躍進した11人のヤングスター
クルト・ズマ【写真:Getty Images】

DF:クルト・ズマ(チェルシー/1994年10月27日生まれ)
ジョゼ・モウリーニョ監督をして「マルセル・デサイーの再来」とまで言わしめたフランスの新星CB。リーグ戦ではジョン・テリーとガリー・ケーヒルのバックアッパーを務めたが、スピードと高さ、抜群の身体能力から繰り出すスライディングタックルは一級品だ。トッテナムとのキャピタルワン・カップ決勝では、不慣れなボランチを務めるも完封勝利に貢献し、優勝をもたらした。
 

クルトワ、ルカク、ケイン…。プレミアリーグで躍進した11人のヤングスター
ジョン・ストーンズ【写真:Getty Images】

DF:ジョン・ストーンズ(エバートン/1994年5月28日生まれ)
シーズン中盤は負傷で欠場が続くも、それ以外はコンスタントにプレー。主将フィル・ジャギエルカとCBコンビを組み、空中戦で強さを発揮。足元のテクニックやスピードにも優れるしたイングランド期待の若手有望株だ。ペルーとの親善試合でイングランド代表に初召集されと、途中出場でA代表デビューを飾った。
 

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