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マインツ移籍の武藤、“国内ラスト試合”で挨拶「本当に幸せ」

text by 編集部 photo by 編集部

マインツ移籍の武藤、“国内ラスト試合”で挨拶「本当に幸せ」
武藤嘉紀が移籍前最後のエキシビションマッチに臨んだ【写真:編集部】

 今夏ドイツ・ブンデスリーガのマインツへと移籍する日本代表の武藤嘉紀が30日、アディダス社主催の「ADIDAS X/ACE 2on2 Tournament」に参加し、本当の“国内ラストゲーム”に臨んだ。

 ドルトムントで活躍する香川真司とコンビを組んで両国国技館に設けられたピッチに登場した武藤は、浦和レッズの槙野智章、柏木陽介らとエキシビションマッチを行った。

 先週末27日に味の素スタジアムで清水エスパルスとの“Jリーグ”ラストマッチを戦い、FC東京退団セレモニーでは号泣する姿を見せていたが、今回が正真正銘移籍前最後の“国内”ラストマッチとなっている。

 試合後に詰めかけた2000人以上の観客の前で武藤は「これだけ多くの方々が来てくださって、今日は本当に幸せだと思いました。これからも武藤嘉紀の応援と、アディダスの応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました」と挨拶し、ファンの大声援で送り出された。

 出発の挨拶の前には槙野や柏木、香川から激励と花束を贈呈され、笑顔で会場を後にした武藤。すでにマインツからレスターへの移籍が決まっている岡崎慎司からドイツでの暮らし方など一通りのアドバイスをもらっており、新生活に向けて準備万端だ。

【了】

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