ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
覇権奪回に向けて補強を進めるミランだが、ズラタン・イブラヒモビッチの復帰をまだ諦めてはいないようだ。
パリ・サンジェルマンとの契約が残り1年となったイブラヒモビッチ獲得には移籍金が必要だが、ミラン側は取引に17歳の超有望株ハキム・マストゥールの譲渡を含めることで減額を狙っていると、伊『カルチョメルカート.com』が7日に伝えた。
マストゥールはミランの下部組織で育ち、早くから天才児として注目されていた。トップチームの公式戦デビューは果たせていないが、すでにルーツのあるモロッコ代表から招集を受けている。
一方、ミラノの地元紙『コリエレ・デッロ・スポルト』はイブラヒモビッチを複数年契約で獲得するには移籍金を含めて総額4000万ユーロ(約54億円)が必要で、費用をねん出するために多くの選手を売却する必要があるとしている。
その中にはミカエル・アガッツィ、クリスティアン・ザッカルド、ミケランジェロ・アルベルタッツィら主力でない選手以外にアレックスやステファン・エル・シャーラウィ、ジェレミー・メネズ、本田圭佑、アレッシオ・チェルチという名前も挙げられている。
しかし、高いクオリティを保証する本田とメネズは売却すべきでないと同紙は述べた。また、イブラヒモビッチは「10番」を望んでいるとされ、仮に移籍が実現すれば本田は空いている「4番」などへの変更が求められる。
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