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吉田所属のサウサンプトン、アルデルワイレルド獲得へ法的措置辞さず?

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田所属のサウサンプトン、アルデルワイレルド獲得へ法的措置辞さず?
トビー・アルデルワイレルド【写真:Getty Images】

 プレミアリーグのサウサンプトンは、完全移籍での獲得を目指していたDFトビー・アルデルワイレルドの交渉に関して、保有権を持つアトレティコ・マドリーに対し法的な措置に出る可能性が出てきた。英局『BBC』が6日付で報じている。

 吉田麻也の所属するサウサンプトンは、昨シーズンにこのベルギー代表DFをレンタルで獲得。26試合に出場してプレミアリーグ2位の33失点という強固な守備を支え、今オフにはオプションとして加えられていた推定680万ポンド(約13億円)での買い取り条項を行使した。

 しかし、この買い取り条項には推定150万ポンド(約2.9億円)で破棄できる権利も付けられており、アルデルワイレルドをより高い移籍金で売却できると見込んだアトレティコがこの権利を行使。

 伊メディア『スカイ・スポーツ』の報道によれば、トッテナムへ移籍金1140万ポンド+出来高100万ポンド(総額約23億円)で合意に達していたというが、サウサンプトンはアトレティコ側の破棄条項を行使した時期が契約期間を過ぎていたのではないかと主張。

 サウサンプトンのロナルド・クーマン監督は、まだトビー・アルデルワイレルドの完全移籍での獲得をあきらめておらず、法的措置も辞さない姿勢を示している。

【了】

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