UAEリーグのアル・アインに所属するガーナ代表のFWアサモア・ギャン（29）は、中国スーパーリーグの上海上港への移籍が間近に迫っている。

　上海上港と個人合意に達したギャンは、8日午後に中国入りし、メディカルチェックを経てから正式入団を発表する見込み。上海上港は2018年までアル・アインとの契約を残すギャン獲得のため莫大な移籍金を支払い、選手本人は週給35万ドル（約4270万円）を受け取るようだ。

　イタリアのウディネーゼで頭角を現したギャンは、これまでフランスのレンヌやイングランドのサンダーランドなどでプレー。2011年にアル・アインに移籍すると、国内リーグで3シーズン連続の得点王となり、2014年のAFCアジアチャンピオンズリーグでも12ゴールでトップスコアラーに輝いた。

　上海上港は現在、日韓W杯でイングランド代表を率いたスベン・ゴラン・エリクソン監督がチームの指揮を執っており、リーグ15節終了時点で首位北京国安に勝ち点1差の2位につけている。

　なお、中国は今夏の移籍市場で大物選手の補強が続いており、広州恒大はブラジル代表のMFパウリーニョ、石家荘永昌はアイスランド代表のFWエイドゥル・グジョンセン、上海申花はセネガル代表のFWデンバ・バとマリ代表のMFモハメド・シソコを獲得している。

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