ナポリに所属するアルゼンチン代表のFWゴンサロ・イグアインは、移籍の噂が囁かれているアーセナルに入団する意向のようだ。

　2013年夏にレアル・マドリーからナポリへ移籍したイグアインは、国内リーグで7シーズン連続の2桁得点を挙げており、2014-15季のチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでは計14試合で8ゴールを決めた。しかし、ナポリは来季のCL出場権を獲得できず、シーズン後にラファエル・ベニテス監督もチームを離れため、イグアインは新しい環境でプレーすることを望んでいる。

　伊紙『コリエロ・デロ・スポルト』によれば、アーセナルはイグアイン獲得へ移籍金4330万ポンド（約82億円）のオファーを提示しており、同選手は自身の代理人である兄にナポリを説得するよう頼み込んでいるという。

　また、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、イグアイン確保に失敗した場合に備え、レアル・マドリーに所属するフランス代表のFWカリム・ベンゼマとの交渉を水面下で進めている。スペイン人記者パコ・ゴンザレス氏によると、ヴェンゲル監督は本人に入団を促す電話をかけて説得を試みている。

　アーセナルは、チェコ代表のGKペトル・チェフに続くワールドクラスの選手を狙っており、来季のプレミアリーグ制覇を何としても叶えたいようだ。

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