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ペリシッチ、“個人的な理由”で合流に遅れ。代理人はインテル移籍を示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

ペリシッチ、“個人的な理由”で合流に遅れ。代理人はインテル移籍を示唆
ヴォルフスブルクに所属するMFペリシッチ【写真:Getty Images】

 日本代表のDF長友佑都が所属するインテルが、ヴォルフスブルク所属のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ獲得に向けた話し合いを順調に進めている。

 26歳のペリシッチは、2013年冬に移籍金800万ユーロ(約11億円)でドルトムントからヴォルフスブルクに加入。2014-15シーズンは公式戦35試合で7ゴール8アシストを記録し、チームをブンデスリーガ2位に導いた。

  しかし、独誌『キッカー』によれば、ペリシッチはヴォルフスブルクのキャンプに未だ合流しておらず、獲得を狙うインテルへの移籍が迫っていると報じられている。クラブは同選手の個人的な理由により合流が遅れていると弁明した。

 一部の報道では、インテルはペリシッチを買取義務付きレンタル移籍で獲得に近づいており、移籍金はレンタル200万ユーロ+移籍金1600万ユーロの合計1800万ユーロ(約24億円)を準備していると伝えられている。また、同クラブはMFジェルダン・シャキリをシャルケに放出した際に受け取る移籍金を念頭に置いているようだ。

 ペリシッチの代理人は独紙『ビルト』に対し、「インテルとヴォルフスブルクは頻繁に連絡を取り合って交渉を進めている。今は何も言えない。合意には忍耐が必要だ。イバンはこの移籍にとても興味をもっている。もしクラブ間で合意すれば、彼はインテルへ移るよ。ロベルト・マンチーニ監督が獲得を熱望しているからね。ヴォルフスブルクが手放すかは分からないが、全員にとって良い取引になるかもしれない」と、同選手の移籍をほのめかした。

 なお、インテルは今夏、フランス代表のMFジェフレー・コンドグビアやブラジル代表のDFミランダの補強に成功しており、2015-16シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得を狙っている。

【了】

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