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セリエA 9年前

イタリア去るもの来たるもの。セリエAにまつわる10の移籍

今夏の移籍市場では、多くのスター選手がイタリアを去り、そしてイタリアクラブに加入している。今回は、その中でも10の移籍を特集しよう。彼らは新天地でどんな活躍を見せるだろうか。

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロス・テベス(ユベントス→ボカ・ジュニオルス)

テベスのゴラッソでユーベがジェノアに快勝。好調維持して代表ウィークへ
カルロス・テベス【写真:Getty Images】

 2013年にマンチェスター・シティからユベントスに加入したビアンコネーロ(ユベントスの愛称)の「10番」は、当初は偉大な背番号を受け継ぐことへの懐疑論が巻き起こっていた。しかし、2年の時を経て彼の背番号に異を唱えるユベンティーノは一人もいない。

 2シーズンで50ゴール20アシストを記録したテベスはユベントス躍進を牽引。2014-2015シーズンに国内二冠(セリエA+コッパ・イタリア)とチャンピオンズリーグ準優勝を置き土産に、母国に帰ることを決断した。

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マリオ・マンジュキッチ(アトレティコ・マドリー→ユベントス)

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マリオ・マンジュキッチ【写真:Getty Images】

 カルロス・テベスに替わるユベントスの新たな点取り屋として選ばれたのがクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチだ。

 バイエルン・ミュンヘンでは三冠(ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ)達成に貢献し、2014年にアトレティコ・マドリーに加入すると20ゴール5アシストを記録した。

 マンジュキッチが選択した背番号は「17」。かつてはクラブのレジェンドであるダビド・トレゼゲが背負った背番号だ。ユベンティーノが求めているのは新たな点取り屋だ。マンジュキッチにはストライカーの嗅覚が期待されている。

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