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トッティ、イニエスタ、セニ。ひとつのクラブにキャリアを捧げる10人の『One Club Man』【海外編】

text by 編集部 photo by Getty Images

10.ヴィアチェスラフ・マラフェエフ(ゼニト)

トッティ、イニエスタ、セニ。ひとつのクラブにキャリアを捧げる10人の『One Club Man』【海外編】
ヴィアチェスラフ・マラフェエフ【写真:Getty Images】

 ロシアが誇るビッグクラブには、ゴールマウスを守るもう一人の「One Club Man」がいる。36歳のマラフェエフは、幼少期はフィールドプレーヤーだったが、とある試合で監督からGKを任されると見事勝利に貢献。この出来事が、GKとして成功を掴むきっかけとなった。

 18歳で下部組織のゼニト2に加入すると、2年後にトップチームへ昇格。2003年には、史上唯一GKとしてバロンドールを受賞した同国のレジェンドの名前を冠した『レフ・ヤシン賞』(ロシア最優秀GK)に輝く。

 2つの異なるビッグクラブのGKに、それぞれ「One Club Man」として活躍を続ける選手がいることは、ロシアがGK大国である証のひとつと言えるかもしれない。

【了】

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