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リオ世代のDF遠藤航が初選出「湘南からA代表に入る想いが叶って嬉しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

リオ世代のDF遠藤が初選出「湘南からA代表に入る想いが叶って嬉しい」
湘南に所属するDF遠藤【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は23日、EAFF東アジアカップ2015(中国・武漢)に臨む日本代表メンバー23名を発表。湘南ベルマーレに所属するDF遠藤航(22)が初選出された。

 湘南の下部組織で育った遠藤は、2010年に2種登録選手としてJリーグデビューを果たすと、昨季はCBの一角として自身2度目となるJ1昇格に大きく貢献し、今季のリーグ戦では18試合で3得点を挙げている。また、U-22日本代表ではアンカーを務め、2016年のリオデジャネイロ五輪を目指すチームの主将としてリーダーシップを発揮している。

 遠藤はクラブを通じて、「A代表に選んでいただき素直に嬉しく思います。湘南からA代表に選ばれることがここ最近はなかなかなかったので、湘南からA代表に入りたいという想いを持っていました。今回それが叶ったことを嬉しく思います。A代表に選んでいただけたのは、もちろん僕だけの力ではないですし、今までお世話になった方々の支えがあったからこそだと思っています。ベルマーレをはじめ、小学校や中学校の顧問の先生、高校の担任の先生、また家族やサポーターの皆さんなど、いろいろな人の支えがあって、サッカーを続けてくることができたと思っています。そうやって常に支えてくれた方々に、本当に感謝しています」と、2009年の村松大輔(現清水)以来となる湘南からのA代表選出を喜んだ。

 続けて「まだ個人としてはスタートラインに立ったにすぎないですし、プロサッカー選手としてもっともっと上にいくために、自分自身がやるべきことをやり、常に努力していかなければいけないと思っています。プレー面では、球際の部分や縦につけるところは自分の特徴なので、臆せず出していきたいと思っています。試合に出られるチャンスはモノにしていかなければいけないですし、チャンスというのは何度も与えられるものではないと思いますので、自分の良さをしっかり出していきたいと思います」と強い意気込みを口にした。

 尚、2013年の前回大会で初優勝に輝いた日本代表は、8月2日に北朝鮮、5日に韓国、9日に中国と対戦する。

【了】

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