サンフレッチェ広島の佐藤寿人がストライカーとして偉大な記録を達成し、日本サッカーの歴史に名を刻んだ。

　前節年間順位で浦和レッズを抜いて首位に立ったサンフレッチェ広島は、29日に行われた明治安田声明J1リーグ2ndステージ第5節でヴィッセル神戸と対戦。佐藤は先発出場した。

　ドウグラスの今季10得点目となるゴールで広島が先制して迎えた24分、柏好文が左サイドから上げたクロスを佐々木翔が折り返し、最後は佐藤が頭で押し込んだ。このゴールは佐藤の今季10得点目。これにより前人未到の12年連続二けたゴールを達成した。J1では7年連続となり、こちらも最長記録に並んでいる。

　また、J1通算得点を155得点に伸ばし、中山雅史氏の持つ史上最多157得点にあと2ゴールと迫っている。プロデビューから16年目にして偉業を成し遂げた佐藤は今季J1・J2通算200得点も達成しており、Jリーグ史に残る名ストライカーとしての名声を確固たるものにしている。

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