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レアル移籍失敗のデ・ヘア、28分の書類提出遅れに泣く…成立可否はUEFAが最終判定へ

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル移籍失敗のデ・ヘア、28分の書類提出遅れに泣く…成立可否はUEFAが最終判定へ
レアル・マドリー移籍が失敗となったダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリー移籍は、思わぬ形で収束を迎えることとなった。

 ユナイテッドはデ・ヘアをマドリーに3000万ユーロ(約40億5000万円)で売却し、同時にマドリーからGKケイラー・ナバスを獲得することで合意に至っていた。

 スペイン紙『アス』によれば、合意に至った時間は現地時間の23時30分前。しかし、スペインプロリーグ機構(LFP)に提出したデ・ヘアの署名入りの書類が締め切りまでに間に合わず、受理されなかったと伝えている。

 マドリー、ユナイテッドともに移籍の成立を主張しているが、LFPに届いた時間は0時28分。デ・ヘアの移籍はおよそ2ヶ月以上にも渡って噂されていたにも関わらず、わずか28分という時間に泣くことになってしまった。

 スペインラジオ局『カデナ・セル』によれば、欧州サッカー連盟(UEFA)がデ・ヘアの所属をユナイテッド、マドリーのどちらになるのか判定を下すとしている。

 デ・ヘアのマドリー移籍が決定となれば、ナバスのユナイテッド移籍は決定的なものとなる。プレミアリーグの移籍市場の締切は現地時間2日18時までとなっており、手続きに問題はない。

 今は、ユナイテッドとマドリーはUEFAからの判定を待つしかなさそうだ。果たして28分間の“アディショナルタイム”は認められるのだろうか…。

【了】

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