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“海外組”の宿命語る武藤。長距離移動は「誰しもが通る道」

text by 編集部 photo by Getty Images

“海外組”の宿命語る武藤。長距離移動は「誰しもが通る道」
無得点に終わったFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】

【日本 3-0 カンボジア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は3日、ロシアW杯アジア二次予選でカンボジア代表と対戦し、3-0で勝利した。

 この夏にFC東京からブンデスリーガのマインツに移籍したFW武藤嘉紀は先発出場。「何がなんでも得点に絡みたいと思っていた」と試合後に語っていたが、この試合でもゴールを奪うことは出来なかった。

「ドイツではいい結果が出ている」と話すように、マインツでは公式戦デビューから4試合目で2得点を挙げるなど好スタートを切っている。

 しかし、この試合では格下相手にゴールに迫ったものの11試合ぶりとなる代表でのゴールは奪えず。「代表ではしばらくの間得点も取れていないので、責任感を感じている」と反省の弁を口にした。

 次のアフガニスタン戦は中立地のイランで行われる。ドイツから帰国し、中東への移動を強いられることになるが、これも“海外組”の宿命だと感じているようだ。

「海外組であれば誰しもが通る道なので、そこに関しては言い訳はしたくないですし、コンディション調整もしっかりしてベストな状態で臨みたい」

 マインツでの好調ぶりを次の試合こそは見せてほしいところだ。

【了】

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