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「1本決まればどんどん決まっていく」。宇佐美、自然体で“その時”に備える

text by 編集部 photo by Getty Images

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宇佐美貴史【写真:Getty Images】

【日本 3-0 カンボジア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は3日、W杯アジア2次予選でカンボジア代表と対戦した。

 ベンチスタートとなった宇佐美貴史は、後半途中からピッチに立った。投入の際に「(香川)真司くんとその時のお互いの感覚で入れ替わってやれば良い」と言われたという。
 
 そして、香川とのコンビネーションから決定機を迎えた。87分、ワンツーから一気にゴール前に侵入すると右足でシュートを放つ。しかし、相手GKのファインセーブに阻まれ、ネットを揺らすことはできなかった。

「ちょっとした余裕なりアイデアなりっていうのが欠けている」と振り返る。シュートの上手さに定評のある宇佐美だが、クラブでもノーゴールが続いており、この日も不発に終わった。

 だが、自身はそこまで悲観していない。「1本決まればどんどん決まっていくのが前の選手の宿命。そこを掴めればという中でやっていきたい」と、あくまで自然体でプレーするつもりだ。

【了】

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