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21世紀のプレミア最長離脱は6年間。英メディアが「負傷者ベスト11」を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

21世紀のプレミア最長離脱は6年間。英メディアが「負傷者ベスト11」を発表
プレミアリーグの長期離脱ベストイレブン【写真:Getty Images】

 サッカー選手にけがは付き物。そして長期離脱を経験する選手も多い。そんな中、英『スカイ・スポーツ』は21世紀のプレミアリーグで「負傷離脱期間が長かったベストイレブン」を発表した。

 GKにはサンダーランド時代にひざに大けがを負ったクレイグ・ゴードンが選ばれた。昨季セルティックに加入するまで2年間無所属だったスコットランド代表の守護神は、913日間の離脱を経て完全復活を遂げている。

 また、11人の中で目立つのはアーセナルの選手たちだ。今年で35歳になるトマシュ・ロシツキは1118日間、テオ・ウォルコットは1030日間離脱を強いられていた。そしてさらに上をいくのが今季マルセイユへ移籍したアブ・ディアビだ。

 アーセナル在籍10年間で、負傷離脱していたのは驚愕の2156日で、ほぼ6年間ピッチを離れていた計算になる。もちろんベストイレブンに選ばれた選手の中で最長だ。

 他にはすでに現役を引退したレドリー・キング氏やオーウェン・ハーグリーブス氏、ニューカッスルのスティーブン・テイラーなど“負傷”でお馴染みの選手たちが並んでいる。

 負傷離脱期間が長かったベストイレブンは以下の通り(カッコ内は現在の所属、プレミアリーグ時代の主な所属クラブ、離脱期間)。

【GK】
クレイグ・ゴードン(セルティック、元サンダーランドなど、913日)

【DF】
トニー・ヒバート(エバートン、1280日)
レドリー・キング(元トッテナム、1318日)
スティーブン・テイラー(ニューカッスル、1205日)
ベノワ・アス・エコト(サンティティエンヌ、元トッテナムなど、752日)

【MF】
アブ・ディアビ(マルセイユ、元アーセナル、2156日)
トマシュ・ロシツキ(アーセナル、1188日)
オーウェン・ハーグリーブス(現役引退、元マンチェスター・ユナイテッドなど、1179日)

【FW】
テオ・ウォルコット(アーセナル、1030日)
ヴィクター・アニケベ(ウェストブロムウィッチ、1030日)
ママディ・シディベ(現役引退、元ストークなど、932日)

【了】

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