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アジアの戦いを考える岡崎「相手が引いてきた時のアイディアは必要」

text by 編集部 photo by Getty Images

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岡崎慎司【写真:Getty Images】

【日本 6-0 アフガニスタン 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は8日、イランのアザディスタジアムで行われたロシアW杯アジア2次予選第3戦でアフガニスタンと対戦し、6-0で勝利した。

 守りを固めてくる相手から得点を奪うのは簡単なことではない。特に現在ハリルジャパンが戦う2次予選は実力差が明確で、敵は自陣に引きこもりブロックを作って日本を迎える。

 アフガニスタンからは6点を奪った。1トップで奮闘していた岡崎慎司も57分と60分にゴールを決めている。だが、その時は相手の戦意はほとんど喪失していたのも事実だ。

 その岡崎は「アジアでどう戦っていくかをやっぱり考えてかなきゃいけない」と話した。単純なクロスでは跳ね返されてしまう中で、工夫することの重要性を説く。

「例えばフリックしたりとか、今日みたいに誰かが折り返してとか。相手が守って引いてきた時のアイディアは、特に2次予選や3次予選では必要だと思います」

 2得点で満足していないのは岡崎自身だ。ゴールラッシュに浮かれることなく今後への改善点を口にした。アジアではほとんどの相手が守備重視で挑んでくるだろう。クロスを上げるにしても、チーム内で約束事を決めるなど、ゴールを奪うためのパターンを持っておきたい。

【了】

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