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原口、香川と好連係見せるも「もっとシュートチャンスに絡んでいきたかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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原口元気【写真:Getty Images】

【日本 6-0 アフガニスタン 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は8日、イランのアザディスタジアムで行われたロシアW杯アジア2次予選第3戦でアフガニスタンと対戦し、6-0で勝利した。

 前線の左は個性的な面々がしのぎを削るポジションだ。宇佐美貴史、武藤嘉紀の中に割って入る可能性を示したのが原口元気だ。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から2日前にスタメン出場を告げられたという24歳は、「チャンス」と捉えて試合に臨んだ。ドリブルにしてもパスにしてもタイミングが良く、香川真司とのコンビネーションはこの日の日本の大きな武器となっていた。

 それでも得点を奪えなかったことは悔やまれる。「もっとシュートチャンスに絡んでいきたかった」と振り返ったように、攻撃の活性化では重要な役目を果たしたが、フィニッシュに顔を出すことはできなかった。

 1日の練習後には「サイドで勝負したいっていう気持ちもある」と話している。最も得意とするポジションで高いパフォーマンスを発揮したことは原口にとって自信となり、ハリルホジッチ監督は新たな選択肢を得たことにもなる。

 後半途中からは右サイドバックでプレーした。「もちろんない」という未体験のポジションだったが、シンガポール戦ではボランチも務めた。「いろんなポジションができると思って使ってもらっていると思う」と、起用された場所で結果を残していくつもりだ。今後、ハリルホジッチ監督が原口をどのように使っていくか注目だ。

【了】

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