フランスNo.1プレイヤー、マテュイディ。馬車馬の如く駆け回り、味方を鼓舞する「戦士」の魂

数多くの名選手を輩出してきたフランスサッカー界において、現在最も注目を集めているのがパリ・サンジェルマンのブレーズ・マテュイディだ。プラティニやジダンのような“ファンタジスタ”ではないが、驚異的なスタミナでピッチを駆け回るスタイルはチームに大きな影響力を持つ。

2015年09月15日(Tue)10時18分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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サンテティエンヌでは松井大輔ともプレー

フランスNo.1プレイヤー、マテュイディ。馬車馬の如く駆け回り、味方を鼓舞する「戦士」の魂
ブレーズ・マテュイディ【写真:Getty Images】

 フランスで今注目ナンバー1の選手といえば間違いなくこの男、ブレーズ・マテュイディだ。

 PSGでは絶対的なレギュラーメンバーであり、今季は開幕後の4試合で2得点2アシストを記録。フランス代表でもデシャン監督の中核メンバーの一角をなし、先日の国際マッチデーでも2-1で勝利したセルビア戦の得点は2点とも彼が挙げたものだ。

 現在フランスメディアは彼の話題で持ち切り。まさに「時の男」である。

 生まれはトゥールーズだが、育成所に通ったのはシャンペンの産地で知られるフランス東部シャンパーニュ地方のトロワ。当時2部リーグにいたクラブで17歳でプロデビューし、翌年はトップリーグに昇格したチームでレギュラーとしてプレーした。

 彼の存在を知ったのは、そのトロワ時代だ。当時松井大輔が所属していたルマンとトロワが対戦したとき、「ダイ」と呼ばれていた松井の「MATSUI DAI」とマテュイディの「MATUIDI」がサウンド的にもソックリで真っ先に目がいったのだが、実際試合が始まるとティーンエイジャーとは思えないマテュイディの存在感、なによりその細めの体躯からは想像できない機動力に圧倒された。

 ビッグクラブがこの将来有望株を放っておくはずがなく、サンテティエンヌに引き抜かれると、奇遇にも1シーズン松井とチームメイトとして共にプレーしている。

 サンテティエンヌでも不動のスタメンの座を築くと2010年8月、フランスA代表デビューのチャンスが訪れた。彼を招集したのは、現在PSGで指揮をとるローラン・ブランだ。

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