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チェルシー、シリア難民支援を開始。チケット収入の一部を寄付へ

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー、シリア難民を救うため支援活動を開始。チケット収入の一部を寄付へ
難民支援を表明したチェルシー【写真:Getty Images】

 チェルシーは15日、シリア難民を救うためグローバルチャリティーパートナーであるプラン・インターナショナルと共に寄付活動を行うことを発表した。

 世界中の恵まれない子供たちのための慈善活動を推進するため、グローバルチャリティーパートナーを発足させたチェルシー。その一環として、シリア国内の紛争により難民となっている人々を助けるため、寄付活動を始めたようだ。

 現地時間16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のマッカビ・ テルアビブ戦で販売されるチケット1枚につき1ユーロ(約136円)の寄付を行い、選手が着用したユニフォームをオークションにかけ、その売り上げを寄付金に回す予定となっている。

 ドイツ国内では特に難民支援が広がっており、ドイツ2部のザンクトパウリが難民1000人をスタジアムに招待し、バイエルン・ミュンヘンは100万ユーロ(約1億3000万円)を寄付するなど、多くのクラブが支援を表明している。

 イングランドサッカー界では、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・カントナ氏が支援の意思を表明していた。しかしながら、プレミアリーグクラブではこうした取り組みは少なかったが、チェルシーの活動をきっかけに支援活動が広がるかもしれない。

【了】

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