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【今週のバルサとレアル】不名誉な記録に終止符打ったメッシ。CR7は周囲を黙らせるゴールラッシュ

スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナとレアル・マドリーは、欧州のビッグクラブの中でも特に世界中の注目を集めるクラブである。毎日のように様々な話題が持ち上がり、時には多くの議論を呼ぶこともある。この1週間で、彼らにはどんな話題があったのだろうか。

text by 編集部 photo by Getty Images

【バルセロナ】メッシ、8ヶ月ぶりの途中出場から今季初ゴール

【今週のバルサとレアル】不名誉な記録に終止符打ったメッシ。CR7は周囲を黙らせるゴールラッシュ
ベンチスタートとなったリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 ベンチスタートや途中交代を好まないことで知られるリオネル・メッシは、バルセロナとアルゼンチン代表でフル稼働を続けていた。その状況を受け、ルイス・エンリケ監督は「彼はチーム内でとても重要なプレーヤーであり、リスクを冒すことはできない。もし必要なら後半に出場機会があると伝えたよ」と語り、メッシが第3節のアトレティコ・マドリーでベンチスタートとなることを示唆していた。

 その言葉通り、メッシはアトレティコ戦でベンチスタートとなる。メッシがバルサの試合で先発しなかったのは、今年1月4日に行われたレアル・ソシエダ戦(0-1で敗戦)以降8ヶ月ぶりのことだ。

 エンリケ監督は1-1で迎えた60分にメッシを投入。リーグ開幕2試合無得点という8年ぶりの事態に陥ったメッシが今季初ゴールを奪うには30分しか残されていなかったが、メッシがゴールを奪うのにそんな時間は必要ない。

 出場して22分後、ペナルティエリア内でルイス・スアレスが落としたボールを左足のアウトサイドで決勝点を決め、不名誉に記録に終止符を打った。

 毎年驚異的なペースでゴールを奪い続けているメッシ。このゴールは、これから続くゴールラッシュの第1号となった。

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