宇佐美不在のG大阪、劇的展開で4強進出! 全北に勝利で7年ぶりアジア王者へ一歩前進

2015年09月16日(Wed)20時54分配信

photo Getty Images
Tags: , , , , ,

宇佐美不在のG大阪、劇的展開で4強進出! 全北に勝利で7年ぶりアジア王者へ一歩前進
決勝ゴールを決めた米倉恒貴【写真:Getty Images】

【G大阪 3-2(2戦合計3-2) 全北現代 ACL準々決勝2ndレグ】

 ガンバ大阪は16日、AFCアジアチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグで韓国の全北現代とホームで対戦した。

 アウェイで行われた1stレグをスコアレスドローで終えていたG大阪は、2ndレグで勝利すればベスト4へ進出となるが、1-1以上の引き分けで90分を終えた場合はアウェイゴール差で敗退が決定してしまう。

 ラウンド突破にはゴールを奪う必要があるG大阪だが、この試合はエースである日本代表FW宇佐美貴史が累積警告で出場停止。代わりに36歳の二川孝広がトップ下で先発となり、パトリックが1トップに入る4-2-3-1の布陣で挑んだ。

 負けられないG大阪だが、肝を冷やす展開で試合がスタートする。CKから元G大阪のイ・グノにヘディングシュートを叩き込まれるも、主審がファールの判定でノーゴールとなる。

 間一髪で失点を免れたG大阪だが、勢いづく全北に先制点を許してしまう。13分、ゴール前でパク・ウォンジェがシュートを放つと、ペナルティエリア内で丹羽大輝の手に当たり、PKを取られてしまう。

 これをレオナルドに決められて0-1。G大阪は全北に致命的なアウェイゴールを献上してしまった。さらに、このプレーでイエローカードを提示された丹羽は準決勝に進出しても出場停止となる。

 しかし、G大阪は直後に同点に追いつく。14分、遠藤保仁のFKに対して全北がオフサイドトラップを仕掛けるがまさかの失敗。阿部浩之からゴール前のパトリックに繋ぎ、楽々と押し込んだ。

 すぐに追いついたG大阪だったが、1-1のままではアウェイゴール差で敗退が決まる。準決勝進出のためにもう1点が欲しいG大阪は、37分にカウンターからパトリックが迫るも韓国代表GKクォン・スンテに阻まれる。

 前半は1-1のままハーフタイムへ。ポゼッションは52%対48%とほぼ互角だったが、シュート数は全北の4本に対してG大阪は8本と押し気味に試合を進めていた。

 後半も一進一退の戦いが続く。59分に阿部が全北ゴールに迫るが、体を張った守備を前にゴールは奪えない。その直後には全北のハン・ギョウォンが右サイドからパスを送ってレオナルドが合わせるが、GK東口順昭の正面で事なきを得る。

 どうしても1点が欲しい長谷川健太監督は65分、オ・ジェソクと二川に代えて米倉恒貴とリンスを投入。2枚替えで流れを変える策に打って出る。全北もハン・ギョウォンを下げてルイス・エンリケをピッチに送り出す。

 なかなかチャンスを掴めなかったG大阪だったが、この男がついに試合を動かす。76分、東アジア杯で日本代表にも招集された倉田秋が見事なミドルシュートを突き刺し、2-1とする。2戦合計スコアでも逆転に成功した。

 このまま試合を追えれば突破が決まるG大阪だったが、89分に途中出場のウルコ・ベラにヘディングでゴールを決められてしまう。時間はほとんど残されておらず、このままでは敗退が決定してしまうG大阪だが、最後にドラマが待っていた。

 途中交代の米倉がアディショナルタイムに値千金の決勝ゴールを決め、3-2とした。試合はこのまま終了。G大阪の準決勝進出が決定した。

 前日には柏レイソルが広州恒大を前に敗退しており、“最後の砦”でもあったG大阪に期待がかかっていたが、見事な勝利で日本勢唯一の準決勝進出を果たした。準決勝では、柏が敗れた広州恒大と対戦する。

 G大阪は2008年にもACL優勝を飾っており、これが日本勢で最後の優勝となっていた。7年ぶりのアジア王者へ、大きな一歩となった。

【得点者】
13分 0-1 レオナルド(全北)
14分 1-1 パトリック(G大阪)
76分 2-1 倉田(G大阪)
89分 2-2 ベラ(全北)
94分 3-2 米倉(G大阪)

【了】

Comments

comments

新着記事

人気記事ランキング

        ↑top