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本田圭佑 9年前

先発予想の本田、“真の敵”はパレルモにあらず。求められる攻撃でのプレゼンス

ミランは現地時間19日、ホームでパレルモと対戦する。0-1で敗れたインテルとの“ミラノダービー”で、本田圭佑は攻撃に存在感を発揮することができず、ファンやメディアから大きな批判を受けてしまった。トップ下での立場が危うくなるかと思われたが、パレルモ戦でも引き続き先発と予想されている。

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

本田はインテル戦に続き先発濃厚

インテル戦に続き先発と予想された本田圭佑
インテル戦に続き先発と予想された本田圭佑【写真:Getty Images】

 19日(日本時間20日早朝)に行われるミランvsパレルモ戦で、本田圭佑がトップ下として2試合連続で先発する模様だ。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督は前日の記者会見で「前節のインテル戦と同じパフォーマンスと、同じプレーの激しさを維持して戦わなければならない。このサッカーを続けていけば結果はついてくると我われは信じている」と発言。フォーメーションについては「言ったところでどうせあなたたちは信じないでしょう(笑)」と明言しなかったが、インテル戦同様の布陣で戦う可能性を匂わせていた。

 それを受けて、19日当日のイタリア各地元紙の予想も本田がトップ下先発ということでまとまっている。前節は、線が細く屈強とは言えないリカルド・モントリーボを中盤の底に使いながら、守備は破綻せず前半は相手を押し込んでさえいた。さらに新しいことを付け加えるというよりは、その布陣を優先したかったということなのだろう。

 もっとも、地元メディアは決してそれを歓迎していないようである。『コリエレ・デッロ・スポルト』は、「フィオレンティーナ戦、インテル戦と明らかに苦戦していたにも関わらず、彼がトップ下とし使われる可能性が具体的に高い」と、かなり否定的なニュアンスで報じていた。

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