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呪われたバルサ。メッシの負傷、守備の崩壊…今季起きた5つの悲劇

昨季は圧倒的な強さでリーガエスパニョーラ、国王杯、チャンピオンズリーグの三冠を達成したバルセロナだったが、今季は相次ぐトラブルに巻き込まれている。新シーズンが開幕してまだ1ヶ月余りだが、主力選手の負傷や脱税疑惑などの問題が山積みとなっている。今回は、今季ここまでバルサに起きた5つの悲劇を紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

1.補強禁止処分を下されたバルサ。選手層の薄さに頭抱える

呪われたバルサ。メッシの負傷、守備の崩壊…今季起きた5つの悲劇
この夏に獲得したアルダ・トゥラン(左)とアレイクス・ビダル(右)【写真:Getty Images】

 今年1月、バルサは未成年選手の登録と移籍の過程で規約違反があったとしてFIFAから移籍禁止処分を下された。この夏にはセビージャからアレイクス・ビダル、アトレティコ・マドリーからアルダ・トゥランを獲得したものの、新戦力を起用できるのは2016年1月からだ。

「選手の登録禁止期間は今夏までだ」という主張のもとFIFAにA・トゥランの選手登録を懇願したが、これも棄却。

 これにより、バルサは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)優勝メンバーからシャビ・エルナンデス、ペドロ・ロドリゲスらを除いたスカッドでシーズンの半分を戦うこととなった。

 負傷者が出ようと、出場停止があろうと、バルサは昨季の三冠達成チームから薄くなった選手層でやり繰りすることを強いられている。

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