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本田の“造反”に現地紙も衝撃「礼儀正しいサムライが爆発」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田の“造反”に現地紙も衝撃「礼儀正しいサムライが爆発」
過激な発言でクラブを批判した本田圭佑【写真:Getty Images】

 先日、クラブへの“造反”ともいえる発言が議論の的となっているミランの日本代表FW本田圭佑だが、現地メディアでも特集が組まれている。

 0-4で完敗したセリエA第7節で本田に出番はなく、「なんで出れなくなったかということが分からない。こういう戦いをやっていると出られるチャンスがない方がおかしいでしょ?」と、出場機会がなかったことに不満を示していた。

 また、「イタリアのメディアの大問題だと思うんですけど、誰がいいとか誰が悪いとかっていうことをこの試合で話し合う時点でナンセンスだと。ある程度、誰がやっても無理っていうのはわかったと思うんですよ、この3年ぐらいで」と、その批判の矛先は毎試合のように自身に対して辛辣に報道する現地メディアにも向けられている。

 6日付の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は本田の発言に対して、「今回はゼン(禅のお坊さん)よりもサムライだった。低調なミランで普段は礼儀正しい本田まで“爆発”した」と伝えているように、現地でも予想外のリアクションだったようだ。

 本田はファンやクラブ経営についても言及し、全てを言い放った後に「イタリアのメディアにこれ伝えておいてください。今僕が話していたことを」と言葉を残していったが、もうすでに現地メディアの間では話題は持ち切りのようだ。

【了】

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