ウディネーゼのブルーノ・フェルナンデス【写真:Getty Images】
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、継続性がなく不発の試合が多い前線に新たな選手を加えて攻撃力を底上げしていきたいようだ。
伊『カルチョメルカート.com』によれば、ミランはウディネーゼのポルトガルU-21代表MFブルーノ・フェルナンデスを獲得候補に挙げているという。
現在21歳の同選手はポルトガルの世代別代表に招集され続けてきたエリートながら、イタリアでプロデビューを果たした変わり種で、ノヴァーラを経て2013年からウディネーゼに所属している。昨季は31試合に出場して3得点を挙げた。
かつてミランに在籍したマヌエル・ルイ・コスタを思い起こさせる10番タイプの選手で、局面を一気に進めるパスを得意とするほか、ドリブル突破でも貢献できる司令塔として注目されている。
トップ下を本職とするだけにライバルは多いが、ミランは本田圭佑の退団とスペイン移籍の可能性が報じられており、冬の市場で入れ替わる形で獲得が検討されている。
夏の移籍市場ではサンプドリアのロベルト・ソリアーノやレバークーゼンのハカン・チャルハノール獲得に失敗しており、ハイレベルな司令塔がいないという課題を抱えているミラン。冬にも資金を投入し、低迷が続く現状をなんとか打開しようともがいている。
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