FIFA、再建への道遠く。田嶋理事も落胆「サッカーファンに申し訳ない」

2015年10月11日(Sun)5時34分配信

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FIFA、再建への道遠く。田嶋理事も落胆「サッカーファンに申し訳ない」
田嶋幸三FIFA理事【写真:Getty Images】

 13日のイラン代表との親善試合に向けテヘランで調整を続けている日本代表。10日の練習では、日本サッカー協会副会長にしてFIFA理事の田嶋幸三氏が見学。練習後に取材に応じた。

 質問は一連のFIFA事件に集中。7日、ゼップ・ブラッター会長、ミシェル・プラティニ副会長、ジェローム・ヴァルケ事務局長に90日の資格停止処分、チョン・モンジュン(鄭夢準)元副会長に6年間の活動禁止処分という重い処分が科された。

 今回の処分を受けて20日にチューリッヒで臨時理事会が開催されることを田嶋氏が明かした。会長選挙のあり方、事件を受けての今後の対応や事情の説明など様々なことが議題にあがっており、田嶋氏も今回の件について一度話し合いを設けるべきとの手紙を送ったという。

「繰り返すが、膿を出し尽くさないといけない」と強く述べた田嶋氏だったが、「FIFAの評判を落とすことは理事として残念でならない。いつになったらリカバリーできるのか、誰を中心として改革していくのか、というのがある。スポンサーが離れることも考えられるし、何十億人といるサッカーファンに申し訳ない」と肩を落とした。

「外に対しては、上が代わることを見せないと誰も信用してくれないのではないか」と語る田嶋氏の顔からは落胆の色がうかがえた。

 ブラッター会長は一度は再選したが、辞任を表明、再選挙を開くことで事態の収拾を図ったが、騒動は収まるばかりか次々と不正が明るみに出てしまっている。徹底的に調査した結果とも言えるが、それだけ深く腐敗していたとも言える。

 改革をどこから着手すべきなのか――。今はまだその段階だろう。再建への道は遠い。

【了】

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