5.3人のJリーガーもプレー

　プレミアリーグやリーガエスパニョーラなど、欧州主要リーグのクラブに所属する選手に注目が集まりがちなEURO予選だが、Jリーグでプレーする3人の選手も活躍を見せている。

　スロベニア代表にはFWノヴァコビッチ（名古屋グランパス）、FWズラタン（浦和レッズ）、MFネイツ・ペチュニク（ジェフユナイテッド千葉）が名を連ねていた。

　ハイライトはイングランドをホームに迎えた一戦だ。一瞬の動きでイングランドDFの裏をとったノヴァコビッチがGKジョー・ハートとの1対1を制して先制点を記録。その後、2-1と逆転されてしまうも、試合終了間際にクロスからペチュニクが豪快にヘディングシュートを叩き込んで同点に追いついた。

　結局、ウェイン・ルーニーに勝ち越しゴールを許して2-3で敗れてしまうも、2人のJリーガー活躍により、予選で圧倒的な強さを誇っていたイングランドを最も苦しめた。また、ノヴァコビッチは続くスイス戦でもゴールを決めている。

　スロベニアはグループEを3位で終え、プレーオフ出場権を獲得。ここで勝ち抜くことができれば、2000年のベルギー/オランダ開催以降4大会ぶりの本戦出場となる。