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ネイマール、不正契約でサントスがFIFAに半年間の活動禁止を要請

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール、不正契約でサントスがFIFAに半年間の活動禁止を要請
不正契約が問題となっているネイマール【写真:Getty Images】

 ブラジルのサントスがネイマールに対して半年間の活動禁止処分を求めていることがわかった。15日、アメリカ『ESPN』が報じている。

 サントスは2013年にネイマールがバルセロナに移籍した際に移籍金の支払いに不正があったとして、継続的にバルセロナを訴えている。今回、サントスは国際サッカー連盟(FIFA)の規約第62条に違反するとして、ネイマールの6ヶ月の活動禁止と5500万ユーロ(約74億円)の損害賠償を要求したようだ。

 本件はサントスだけでなくネイマールの保有権40%を所有していたブラジルの投資ファンド「DIS」も声を挙げており、偽契約による詐欺行為が行われたとしてバルセロナを告訴した。しかしながら、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は一貫して問題を否定し続けている。

 ネイマールについては移籍金問題だけでなく、サントス時代の脱税問題で財産凍結を命じられている。また、バルセロナの選手では他にもリオネル・メッシ、ハビエル・マスチェラーノ、アドリアーノの3選手も脱税疑惑で告訴された。

 ピッチ外での問題が相次いでいるバルセロナだが、解決の糸口をみつけることはできるのだろうか。

【了】

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