「勝ち切る力」をみせたドルトムント

　ブンデスリーガ第9節が現地時間16日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、日本代表FW武藤嘉紀のマインツが対戦した。

　香川と武藤、両者ともに決定機を外しゴールを決めることはできなかったが、試合結果には差が生まれた。武藤が試合後に語った「勝ち切る力」を見せたのはドルトムントだった。マインツのプレスに苦しみながらも、しっかり2ゴールを挙げて完封勝利を収めている。

　試合後のインタビューで香川は武藤を「凄く良かったです」と称賛した。「うちの2センターバックも強いのに、しっかりと戦えていましたし脅威は感じていました」と語っている。それでも、「前半あそこで外してくれたのは大きかった」と序盤での決定機について言及した。武藤は左サイドからのクロスにフリーで合わせたものの、ボレーはミートせずにGKに防がれている。