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ブンデスでも起きた大誤審。“神の手”によって決まった5つのゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

ティエリ・アンリ

ブンデスでも起きた大誤審。“神の手”によって決まった5つのゴール
ティエリ・アンリ【写真:Getty Images】

 ティエリ・アンリによる“神の手ゴール”は、フランス国民を歓喜の渦に巻き込み、アイルランド国民を絶望に陥れるゴールとなった。

 2010年南アフリカW杯プレーオフ、試合は2戦合計スコア1-1のまま延長戦へ。ハーフウェーライン付近から放り込まれたFKをアンリが手を使ってコントロールし、ゴール前へ折り返す。これをウィリアム・ギャラスが押し込んで決勝点を奪い、W杯出場を決めた。

 アンリは、「手で触れたけど、故意ではない」と語っている。さらに騒動はこれだけでおさまらず、FIFAがアイルランドサッカー協会(FAI)に“口止め料”として500万ユーロを支払っていたことがFAIのジョン・デラニー会長によって暴露され、さらなる物議を呼んだ。

 アンリが直接決めたゴールではないが、サッカー史に残る大誤審であった。

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