【現地レポート】滲み出る指揮官の選手への信頼。練習取材で見えたドルトムント好調の源

トーマス・トゥヘル体制へとスイッチした今季、新生ドルトムントのスタートは期待以上の成果となっている。その要因はどこにあるのか。現地在住記者による練習取材によって明らかとなった。

2015年10月27日(Tue)10時35分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images , Chihiro Honda
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ポゼッションスタイルを可能とする「ロンド」

【現地レポート】滲み出る指揮官の選手への信頼。練習取材で見えたドルトムント好調の源
トレーニングを通して感じられたのは、指揮官トーマス・トゥヘルの選手たちに対する「信頼」だった【写真:Getty Images】

 トレーニングを通して感じられたのは、指揮官トーマス・トゥヘルの選手たちに対する「信頼」だった。2015年10月26日、午前10時過ぎから、約1時間に渡ってBVBのトレーニングが行われた。

 場所はドルトムントのブラッケル練習場だ。トレーニングには、昨日のアウクスブルク戦に途中出場したバイグル、ラモスや、90分をベンチで過ごしたパク、ホフマン、バイデンフェラー、そして招集外だったスボティッチ、ムヒタリヤンら9名が参加した。アウクスブルク戦で90分間フル出場した香川真司の姿はなかった。

 まず全員でグラウンドを一周ゆったりと(1)「ジョギング」する。そして次に行われたのは(2)「7対2のロンド」。ボール回しは、基本的にはワンタッチで、やむを得ない場合はツータッチのようだ。輪の傍にトゥヘルはポケットに両手を入れて立ち、リラックスした様子である。ボールが輪の外に出れば、すかさず新たなボールを蹴って補充した。

 ブラッケル練習場の日差しは柔らかく、春のような陽気だった。トレーニングが30分を過ぎる頃、オーバメヤン、ギンター、ビュルキの3人が現れた。しかしジョギングで一周すると、ギンターとビュルキの2人は去っていく。オーバメヤンは残って、トゥヘルと向かい合い座り込んで話し合う。

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