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天皇杯ベスト8出揃う。連覇目指すG大阪らが”元日決勝”目指し激突

text by 編集部 photo by Getty Images

天皇杯ベスト8出揃う。連覇目指すG大阪らが”元日決勝”目指し激突
水戸相手のゴールを喜ぶFC東京の橋本拳人【写真:Getty Images】

 天皇杯4回戦が11日から15日にかけて行われ、準々決勝に進出する8チームが出揃った。

 11日に行われたゲームでは浦和レッズが一挙7得点のゴールラッシュでJ3の町田ゼルビアを下した。この日はJ1の上位陣が揃って登場し、FC東京が水戸ホーリーホックを2-0、サンフレッチェ広島は徳島ヴォルティスを2-1で下してベスト8へ駒を進めている。

 先月の3回戦で鹿島アントラーズを破った水戸、アルビレックス新潟を退けた徳島、アビスパ福岡を下した町田というジャイアントキリングで勝ち上がってきた3チームが大会から姿を消した。

 そして14日、今季5度目のヴィッセル神戸と横浜F・マリノスの対戦は、ホームの神戸が1-0で勝利した。終始相手に主導権を握られながら森岡亮太の個人技で準々決勝の挑戦権を掴んでいる。

 ベガルタ仙台はホームで松本山雅FCに2-1で勝利。サガン鳥栖はモンテディオ山形との打ち合いを制して4-3で準々決勝進出を決めた。

 残る2試合は15日に行われた。柏レイソルは延長戦の末、好調クリスティアーノにゴールが生まれヴァンフォーレ甲府を2-1で下した。昨季王者のガンバ大阪はホームで川崎フロンターレを2-0と一蹴してベスト8に進んでいる。

 川崎FはすでにJリーグのタイトル争いから脱落していたため、これで今季もタイトル獲得ならず。クラブの悲願達成は来季以降に持ち越しとなった。

 準々決勝は来月26日に行われる予定となっている。対戦カードは神戸対浦和、仙台対柏、G大阪対鳥栖、FC東京対広島に決定した。すべてJ1のクラブが勝ち残り、今季最後のタイトル争いに挑む。

【了】

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