J1のFC東京は27日、マッシモ・フィッカデンティ監督が今季限りで退任することを発表した。

　イタリア人のフィッカデンティ監督は、チェゼーナやカリアリなどセリエAなどのクラブを率い、2014年1月にFC東京の監督に就任。チェゼーナ時代は、日本代表DF長友佑都を指導していた。

　就任初年度は9位という成績だったが、今季は年間で4位に引き上げていた。しかし、チャンピオンシップ（CS）圏内の3位で迎えていた最終節の鳥栖戦に引き分けたことにより、G大阪に抜かれて4位に転落。クラブ史上最多勝ち点を獲得するも、CS出場権を逃していた。

　今季は天皇杯でベスト8まで進出しており、残りの公式戦は引き続き指揮を執る。なお、後任監督については発表されていない。

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