今夏の移籍市場でイングランド3部のクルー・アレクサンドラに期限付き移籍していた18歳のウェールズ代表MFハリー・ウィルソンが、来年1月の契約期間満了を待たずしてリバプールに復帰したようだ。1日に英紙『デイリー・スター』が報じている。

　同紙によると、チームを率いるユルゲン・クロップ監督がウィルソンの復帰を要請したとのこと。複数の若手選手がレンタルで他クラブに貸し出されていることに疑問を感じていたようだ。

　ウィルソンは16歳の時に代表デビューを飾り、ウェールズ代表最年少記録を更新。リバプールの下部組織出身で、昨季はU-21プレミアリーグで18試合に出場し6得点4アシストを記録していた。

　今季はクルーで6試合に出場し、U-21プレミアリーグでは5試合出場で1得点を記録している。ウィルソンはEURO2016本大会出場を目指しており、トップチームで出番を勝ち取り代表に向けてアピールしたいところだ。

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