【英国人の視点】称賛すべき森保監督の功績。選手もリスペクトする真摯な姿勢。いずれは代表監督に

サンフレッチェ広島は、チャンピオンシップでガンバ大阪を下し、4年間で3度目となるリーグ優勝を果たした。この功績をもたらした森保一監督に対し、選手たちは賛辞を惜しむことはない。もし彼にその熱意があるのであれば、日本代表監督として成功を収めることができるだろう。

2015年12月09日(Wed)10時58分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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優勝に相応しい広島。称賛すべき森保監督

【英国人の視点】称賛すべき森保監督の功績。選手もリスペクトする真摯な姿勢。いずれは代表監督に
サンフレッチェ広島の森保一監督【写真:Getty Images】

 Jリーグチャンピオンシップにおけるサンフレッチェ広島の勝利は、2015年のJ1において疑いの余地なく最強だったチームにとって、実に妥当で相応しい栄誉だった。

 また、この成功は広島を日本における真のビッグクラブへと昇華させた。チャンピオンシップを勝ち取ることは決して容易ではない。だが、次から次へと素晴らしい成績を上げただけでなく、4年で3度タイトルを獲得したことは、クラブとして非常に優れたものである。

 驚くことでもないが、国際的平和の都市にあるこのクラブに摩擦や騒動が起こるというのは、あったとしても稀なことだ。そして、その状況を作り出しているのは誰かということに関しては、簡単に察しがつく。

 森保一は、どんなチームでも迎えたいと思うタイプの監督だ。彼は職務に対してプロフェッショナルに、無駄なく、そして尊敬を持った立ち振る舞いで向き合う。

 そして、その間絶えずトロフィーを獲得し続けているのだ。2012年にミハイロ・ペトロヴィッチから手綱を引き継いで以来、サンフレッチェが成し遂げてきた数々の物事は特筆すべき点だらけである。

 広島に土台をもたらしたペトロヴィッチ監督の功績は忘れてはならない。森保監督はしばしば、自身がコーチとして3年仕えてきたセルビア出身人指揮官のことを、サンフレッチェという紫の畑に種を蒔いた人物として認め、称賛しているが、チームを育んで今日の高みにまで導いたのは弟子のほうだった。

 また、森保監督は非の打ち所なき振る舞いを見せる。土曜にガンバ大阪を1-1のドローで封じ込め、ピッチサイドでのインタビュー中に喜びの雄叫びを上げた後、森保監督はG大阪の長谷川健太監督と彼のスタッフたちに礼儀正しく握手を求め、頭を下げていたのだ。

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