アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、オリヴィエ・ジルーによるハットトリックでオリンピアコス相手に3-0と圧勝し、チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント進出を決めた選手たちを“完璧”と賞賛した。

　グループF突破のため、1-0もしくは2-1以外のスコアで勝利する必要があったアーセナル。オリンピアコスのプレッシャーを切り抜け、29分にはジルーが先制弾を叩き込む。

　フランス人FWは後半にもう2ゴールを決めてガナーズ（アーセナルの愛称）に勝利をもたらし、16シーズン連続となるグループリーグ突破を達成した。ヴェンゲル監督は偉業を成し遂げたチームを讃えている。

　「完璧なパフォーマンスだった」とヴェンゲル監督は語った。「メンタルにおいても戦術面においても同様だ。総括して、チームの真の実力が表れていた」

　決勝トーナメントでの相手には、スペインのバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーをはじめ、ヴォルフスブルクやゼニトといったクラブが選ばれる可能性がある。しかし、ヴェンゲルは対戦相手については気にしていなかったようだ。

　「我々はなんとかグループを突破したが、おそらく我々のCLの戦いにおいてラッキーな年かもしれない。試合前には特別なものを必要としていて、それを成し遂げた。今季これからもポジティブな記憶を刻むことができたのだ」

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