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【欧州サッカー放映権事情】圧倒的プレミア勢、最下位クラブがバイエルン超す。合計2位はセリエA、リーガは2強とその他の格差目立つ

text by Keiske Horie photo by Getty Images

リーガ・エスパニョーラ(スペイン)

【放映権料】圧倒的プレミア勢、最下位クラブがバイエルン超す。リーガは2強と乾所属のエイバルの格差が10倍に
2強の放映権収益は欧州でNo.1を誇る【写真:Getty Images】

レアル・マドリー:1億6300万ユーロ
バルセロナ:1億6200万ユーロ
バレンシア:4800万ユーロ
アトレティコ・マドリー:4600万ユーロ
セビージャ:3300万ユーロ
ビジャレアル:3200万ユーロ
アスレチック・ビルバオ:3200万ユーロ
レアル・ソシエダ:2500万ユーロ
マラガ:2400万ユーロ
エスパニョール:2300万ユーロ
セルタ:2100万ユーロ
ヘタフェ:2100万ユーロ
レバンテ:2000万ユーロ
デポルティーボ:1900万ユーロ
グラナダ:1800万ユーロ
エルチェ:1800万ユーロ
アルメリア:1700万ユーロ
コルドバ:1700万ユーロ
ラージョ・バジェカーノ:1600万ユーロ
エイバル:1500万ユーロ

合計:7億7000万ユーロ
平均(合計/20クラブ):3850万ユーロ
リーグ内格差(1位クラブ/最下位クラブ):10,87倍

 リーガ・エスパニョーラの最大の特徴は巨大な格差にある。1位レアル・マドリーと最下位の日本代表FW乾貴士が所属するエイバルとの格差は実に10倍以上。2強と3位バレンシアの間にも2倍以上の格差が存在する。その影響もあって、レアル・マドリーとバルセロナの約1億6000万ユーロ(約212億円)という収益はプレミアリーグのクラブをも凌ぐ欧州最大の数字だ。ただし、2015/2016シーズンより全放映権収益の50%が等割合での分配となったため、格差の減少が予想される。

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