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小野伸二、小学生時代から”天才”と呼ばれ続けた思い語る「サッカーは僕の人生」

text by 編集部 photo by Getty Images

小野伸二、小学生時代から”天才”と呼ばれ続けた思い語る「サッカーは僕の人生」
コンサドーレ札幌でプレーする小野伸二【写真:Getty Images】

 J2リーグのコンサドーレ札幌に所属する元日本代表MF小野伸二がサッカーに対する思いを口にした。15日に英メディア『ジュピター・フットボール』が報じている。

 小野は小学生の頃から才能を発揮し、天才と呼ばれ続けた。1998年に浦和レッズに加入し、18歳で日本代表デビューを果たす。浦和で3年間過ごした後、2001年にオランダ1部のフェイエノールトへ移籍し、すぐに主力に定着。リーグ戦では30試合で3得点を決め、UEFAカップ決勝戦ではドルトムントを下して優勝を果たしていた。

 その後、浦和への復帰やドイツ2部のボーフムへの移籍。清水エスパルスやオーストラリア1部のウェスタン・シドニーなどを経由して、2014年に札幌に加入し現在までプレーを続けている。その傍らで、元札幌の砂川誠と共にサッカースクールを開くなどして子供たちの指導にも当たっていた。

 同メディアから、サッカーは何を教えてくれたかと質問されると小野は「サッカーは僕の人生です。僕はサッカーを楽しみ、最高の状態を保ち、笑顔でプレーすることが重要であると考えています」と答え、自分の人生にサッカーは欠かせないものであると明かした。

 また、若い頃に好きな選手は誰だったかと問われると「間違いなく、それはディエゴ・マラドーナ! 日本のプレイヤーで言えば、ラモス瑠偉です。彼がボールを持った時、不思議と何かが起きる予感がしました」と答えている。

 いくつかプレーしてきた中で、最も記憶に残るクラブについて質問されると「全てです。全てのクラブは僕にとって貴重な思い出です。その中から一つだけ選び出すことはできません」と答え、特定のクラブ名を出すことはなかった。小野にとって、プレーしてきた全てのクラブがかけがえのない思い出となっているようだ。

【了】

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