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我が道を行くピケ。相次ぐ批判も「好きなように解釈したらいい」

text by 編集部 photo by Getty Images

我が道を行くピケ。相次ぐ批判も「好きなように解釈したらいい」
バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】

 バルセロナのジェラール・ピケを取り巻く舌戦はまだ終わりそうにない。事の発端はツイッターでレアル・マドリーを嘲笑するツイートことにある。この状況に対し、ピケ本人が事態の釈明を行った。16日付け『マルカ』が報じた。

 矛先は、まずマドリーDFアルバロ・アルベロアへ。「バルセロナというクラブで最も輝かしいとされるここ10年だけでは、決してこの偉大なクラブの歴史に追いつくことは出来ない」と発言したスペイン代表の同僚に対してピケは「彼は友人ではなくただの知り合い」と反論していた。

 ピケは当時の発言に関して「何も言うことはない。彼は友人じゃなくて“知り合い”と言っただけで、それぞれが好きなように解釈したらいい」と述べた。

 また、マドリー下部組織のエステバン・グラネロ(現レアル・ソシエダ)は「頼むからコンプレックスは忘れて君たちより上の存在に敬意を払ってくれ」とツイッターに投稿し、アルベロアを“援護射撃”。

 ピケはグラネロの言動に「何も答えることはない。自分は誰の答えもコントロールすることは出来ない」と意に介さない姿勢を示した。

 宿敵の主将セルヒオ・ラモスもピケを批判している。これに対しては「主将なら自分のチームの選手を擁護するのは当たり前で普通のことだ」とこれも気にしていない様子。

 マドリーのレジェンドであるカルロス・サンティジャーナ氏は「非常に不愉快だ。これ以上は口を開かなければいい」と言い放っていた。

 我が道を行くピケは彼らの発言に耳を傾けなかったということなのだろうか…。

【了】

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