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解任の恐怖に怯えるV・ハール「マンUで首を切られキャリアを終えたくない」

text by 編集部 photo by Getty Images

解任の恐怖に怯えるV・ハール「マンUで首を切られキャリアを終えたくない」
去就が注目を集めるルイス・ファン・ハール監督【写真:Getty Images】

 ルイス・ファン・ハール監督は解任によってキャリアを終えたいとは考えていない。18日、英紙『ガーディアン』が報じている。

 チェルシーが17日、ジョゼ・モウリーニョ監督との契約解除を発表した。これにより、同じく去就に注目が集まっているファン・ハール監督への視線が厳しいものとなっている。しかし、同指揮官は「マンチェスター・ユナイテッドに首を切られてキャリアを終えることはしたくない」と語った。

「解任によってサッカー界を去ることは大きな失望だろう。私にとっての誇りは、ファンやメディアがかけるプレッシャーよりも、自分自身がより大きなプレッシャーを自らに課していることだ」

 ファン・ハール監督は現在64歳。1991年にアヤックスで監督業をスタートしてから、実に24年に渡り指揮官を務めてきた。

 しかし、チャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、プレミアリーグでも3試合勝利がない。バイエルン・ミュンヘンがジョゼップ・グアルディオラ監督と今季限りで契約を満了することが濃厚となっていることから、グアルディオラ監督を来季の監督に推す声も大きい。

 ファン・ハール監督にとって、ユナイテッドでの指揮が監督業としての最後の仕事となるだろう。果たして有終の美を飾ることはできるのだろうか。

【了】

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