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ハリル監督、6月の代表戦では「強豪国と対戦したい」オランダ、ボスニアら候補か

text by 編集部 photo by Getty Images

ハリル監督、5年ぶり開催のキリン杯は「かなり大きなテストになる」。11月に親善試合も
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)が24日に行った会見で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は質疑に応じ、6月に開催予定のキリンカップについてコメントした。

 2011年以来5年ぶりに復活するキリンカップは、従来の3カ国総当たり戦から4ヶ国でのトーナメント方式へと変更される。この大会に臨むメンバー構成についての考えを尋ねられたハリルホジッチ監督は、次のように答えた。

「キリンカップは非常に大きなテストになると思っている。できるだけ我々よりも強い国と対戦し、今まで以上に厳しい要求をしていきたい」

 対戦国については「この数ヶ月間ディスカッションを重ねてきた」と重要性の高さを語った。ヨーロッパ、アフリカ、そして南米の国々がそれぞれの大会などに向けて準備を進めていることに言及しつつ、「こうした大会に関わらない国々」の中で、より強い国との対戦を希望していると話した。

 候補として予想されるのはEURO2016に出場しないオランダ代表、指揮官の母国であるボスニア・ヘルツェゴビナ代表だ。とりわけ後者は非常に可能性が高いとみられている。また、6月にワールドカップ予選がないメキシコ代表、アメリカ代表らも候補に挙げることができるだろう。

 また11月に行われるワールドカップアジア最終予選に加えて親善試合を行うかという質問には、霜田正浩技術委員長が「可能性はあるが、対戦相手や会場についてはもう1試合の公式戦(最終予選)に伴って決定したい」としている。

【了】

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