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Jリーグ 8年前

松本、熱気に包まれた初のJ1。確立した『量』のスタイル、『質』の向上で再出発を【2015年通信簿】

シリーズ:2015年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

シーズン途中の積極補強も実らず

松本、熱気に包まれた初のJ1。確立した『量』のスタイル、『質』の向上で再び昇格を【2015年通信簿】
シーズン途中に加入した工藤浩平【写真:Getty Images】

 開幕戦で名古屋に3-3で引き分けると、第3節の清水戦でJ1初勝利を手にするなど、出足は決して悪くなかった。しかし、徐々に負けが込んでくると7連敗を経験。広島には0-6と木っ端微塵に叩きのめされるなどJ1の厳しさを痛感することとなった。

 走力で上回ろうとアグレッシブにプレーしたが、相手チームには簡単にいなされただけでなく、空いたスペースを容赦なく攻略された。

 1stステージ、2ndステージ共に15位、年間順位16位で降格となった。それでも鹿島に勝利し、G大阪に引き分けるなど強豪相手に奮闘したのも事実。

 シーズン途中には工藤浩平やキム・ボギョンといった戦力を補強し、最後まで残留への望みを繋ごうとしたが、それでも目標達成とはならなかった。現時点では力不足だったことを認め、再びトップカテゴリーに帰ってくることを期待したい。

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