レアル・マドリーの指揮官に就任したジネディーヌ・ジダン監督について、元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏は成功すると確信しているようだ。7日に仏紙『ル・モンド』が報じている。

　ジダン監督は4日に解任されたラファエル・ベニテス前監督の後を継いでマドリーの指揮官に就任した。ジダン監督は「もちろんC・ロナウド、ベンゼマ、ベイルを使うよ」と明言しながらも「大切なのはチームと選手たちにとって一番都合のいいプレーをすることだ。前の監督と同じではいけない。”ジダン”のチームにしなければならない」と語り、チームに変革をもたらすことを明かしている。

　ドメネク氏は2006年にフランス代表監督としてチームを率い、ドイツW杯準優勝を果たした頃にジダン監督を指導した経験がある。ジダン監督の選手時代をよく知るドメネク氏であるが、指揮官としての手腕にも期待を寄せているようだ。

　監督の経験はないが、成功すると思うか？　との質問に対してドメネク氏は「彼は成功すると思うよ。監督に求められるのは変わったからね」と語っている。初めて指揮を執るチームがマドリーというビッグクラブではあるが、どのようなメンバーを選び、どんな戦術で戦うのか期待したいところだ。

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