決勝戦で「赤い彗星」が偉業に挑む。東福岡の本領発揮はなるか

「赤い彗星」の翼が蘇った。長友佑都(インテル)、本山雅志(今オフに鹿島から北九州へ移籍)ら名選手を多く輩出してきた名門・東福岡(福岡)が17年ぶりの優勝をかけて決勝戦に臨む。11日に埼玉スタジアム2002で行われる第94回全国高校サッカー選手権・決勝戦のカードは、東福岡(福岡)×國學院久我山(東京A)となった。東福岡は、今夏の高校総体(インターハイ)を優勝。夏冬の全国2冠を狙う。

2016年01月11日(Mon)7時00分配信

text by 平野貴也 photo Yosuke Koga , Getty Images
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蘇った本来の布陣

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倉敷北中学校出身、11番の三宅海斗選手【写真:Getty Images】

 今大会では、1回戦から順当に勝ち上がってきたが、サイド攻撃を主体とするコンビネーションプレーにキレがなく、辛勝が続いていた。しかし、準決勝では前回王者の星稜(石川)をシュート数21対1と圧倒して2-0で完勝。ついに本領を発揮し、決勝戦へ弾みをつけた。準決勝で生まれ変わった要因は、自由に動かせる両翼の完全復活だ。

 負傷で控えに回っていた2年生MF藤川虎太朗が先発に復帰したことで、それまで中央でプレーしていた橋本和征が本来のポジションである左FWへ移行。右FW三宅海斗との岡山県出身コンビが両翼に収まり、得意のサイド攻撃が蘇った。

「僕は田舎の出身で、最初は賑やかな雰囲気に慣れなかったから、半年くらいは、同じ岡山出身の橋本とずっと2人でいる時間が多かった。両サイドでのプレーも昔からやって来ているし、どのタイミングでクロスを上げるのか分かる。アイコンタクトの回数が多いので、やりやすい」(三宅)という2人の関係性は抜群だ。

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