本田は指揮官の信頼を獲得したか? 新加入“元10番”との先発争いの行方を分析する

イタリア・セリエA第19節が現地時間の9日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでローマと対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合で本田はセリエAで今季2試合目となるフル出場を果たし、同点ゴールをアシストする活躍を収めている。

2016年01月11日(Mon)12時02分配信

text by Keiske Horie photo Getty Images
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本田は指揮官の信頼を獲得したか

本田、同点弾アシストで逆転好評価!「完璧なクロスを届けた」
同点弾をアシストした本田圭佑【写真:Getty Images】

 本田圭佑にとって昨年9月のウディネーゼ戦以来となる3試合連続出場、そして今季2度目のフル出場は1アシストという成果が残った。果たして、同選手はシニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼を獲得したのだろうか。本日は様々な視点から本田のポジション争いの行方を分析する。

 始めに、チーム内における本田の現在の状況をおさらいしよう。本田のポジションは4-4-2の右サイドハーフ。ミランの左サイドハーフにはイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラとうい絶対的エースが君臨している。本田の強みは献身的な守備と、味方選手とりわけイグナツィオ・アバーテとの連携による崩し、ローマ戦でもアシストを生んだ正確なクロスだ。

 本田はミランに加入以降は右サイドで起用され続けていることで、中に切り込んでのシュートだけでなく、縦に突破して右足でのクロスも上達している。ローマ戦でも39分に縦への突破から惜しいクロスを放った。

 一方で、継続した課題として挙げられるのは「背番号10番に求められる決定的なプレーができない」こと。具体的には、トラップが大きく、判断スピードが遅いため、ゴール前の狭いスペースで相手DFのプレッシングをかわしながらプレーすることができていない。現状はブロックの外からのクロスもしくはミドルシュートによって存在感を示すことに終始している。

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