アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、記者会見で10日に亡くなったイギリス出身のミュージシャンで俳優のデビッド・ボウイ氏への思いを語った。英紙『インディペンデント』が報じた。

「もちろん彼の音楽が好きだが、私は専門家ではないので彼の音楽を評論することはできない。でも、彼が私の世代に与えてくれたメッセージこそが重要だったと言わなければならない。第二次世界大戦の後で、とても哲学的なメッセージだった。『ありのままに強くあれ』というね」

　母国フランスからロンドンへ渡ったヴェンゲル監督は69歳でこの世を去った音楽界のスーパーレジェンドに多大な影響を受けたようだ。

　他にもデイビッド・ベッカム氏は自身のインスタグラムで「創造の天才とその影響は僕らのすべてだった…スターマン」と、ボウイ氏の名曲「Starman」の名前を出しながらその功績を称えた。

　この世を去る間際まで創作活動に力を注ぎ、自らの限界を知りながら新たなアルバムを完成させたボウイ氏の死に、サッカー界のみならず世界中が悲しみに包まれている。

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