本田、アシストだけではない貢献度。パス配給と勤勉な守備、フル出場が証明した指揮官からの評価

ミランは現地時間13日、コッパ・イタリア準々決勝でカルピと対戦し、2-1で勝利した。先発フル出場した本田圭佑は、先制ゴールをアシストする活躍を見せている。これでリーグ戦と合わせて5アシストとなった本田だが、それ以外にもチームに貢献している。それは、シニシャ・ミハイロビッチ監督がフル出場をさせたことが証明している。

2016年01月14日(Thu)16時51分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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本田、シーズン通算5アシスト目

本田、アシストだけではない貢献度。パス配給と勤勉な守備、フル出場が証明した指揮官からの評価
先制点をアシストした本田圭佑【写真:Getty Images】

 本田圭佑は、2試合連続で結果を残した。コッパ・イタリア準々決勝カルピ戦の前半14分、カルロス・バッカの先制ゴールをアシスト。カップ戦込みの成績ではあるが、これでシーズントータルでは5アシストと、フィニッシュをお膳立てする“リフィニトーレ”としては上々の数字となった。

 しかしこのアシストは、今までと形態が異なった。サイドからの折り返しやクロスではなく、ピッチの中央に絞ったところでパスを受け、そこから前を向いて作ったチャンスだったからだ。

 サイドから中央に絞り、ゾーンの隙間にポジションを取った本田目がけ、後方のリカルド・モントリーボが中盤の底から珍しく(?)縦パスを本田に付ける。そして前を向き、バッカとイメージを合わせてスペースへ丁寧なボールを出した。

 このパスをラボーナでゴールへねじ込んだバッカだったが、実はその前にも秀逸な動きをしていた。本田が前を向いた瞬間、予備動作として右に流れ、並走していた相手DFを引き付ける。そして本田がパス。DFを右へ引き寄せたバッカはここで左に出て、イメージ通りにパスの射線上に走ってボールを受けた。

 これまでトップ下でプレーをした時、またサイドから中央に絞った時には、後方からのパスが頭上を越えるのでなかなかこういったプレーが出来なかった。この数試合を通しポゼッションと選手の距離感を縮めた連係がチーム全体で向上したことで、本田も欲しいタイミングでボールを貰えるようになってきたということだろう。

 もっとも45分には、似たような形で中央でパスを付けてもらいながら、ボールをかっさらわれてシュートまで持って行かれたシーンも一つあった。こういったところを減らしチャンスを確実に作れるようになれば定位置も磐石になるはずなので、さらなる向上が期待されるところだ。

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