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インテル、オウンゴールの応酬でアタランタと痛み分け。長友は出場なし

text by 編集部 photo by Getty Images

インテル、オウンゴールの応酬でアタランタと痛み分け。長友は出場なし
インテルはアタランタとドロー【写真:Getty Images】

【アタランタ 1-1 インテル セリエA第20節】

 インテルは現地時間16日、セリエA第20節でアタランタとアウェイで対戦した。

 リーグ戦2試合で先発出場していた日本代表DF長友佑都は3試合ぶりにベンチスタートとなり、左サイドバックにはアレックス・テレスが入った。

 立ち上がりは押され気味だったインテルは、18分に先制点を献上する。左サイドでブカリ・ドラメがドリブルで仕掛けてシュートを放つと、ブロックを試みたジェイソン・ムリージョに当たってゴールに吸い込まれた。

 しかし、インテルはすぐに同点に追い付くことに成功する。25分、右サイドに流れたマウロ・イカルディの速いクロスがラファエウ・トロイに当たってゴールイン。これもオウンゴールとなった。

 インテルは前半終了間際にもガエタノ・モナチェロに際どいシュートを打たれるが、GKサミール・ハンダノビッチのファインセーブで凌ぐ。前半は双方のオウンゴールで1-1のまま後半へと折り返す。

 後半も開始早々にCKからピンチを迎えるが、ジャスミン・クルティッチのヘディングシュートはハンダノビッチが抑える。さらに、59分にもルカ・チガリーニの至近距離からのシュートを驚異的な反応で抑え、勝ち越し点を許さない。

 ロベルト・マンチーニ監督は状況を打開するため、ジョナタン・ビアビアニーを右サイドバックで起用するなど策を尽くすが、なかなかゴールは奪えない。

 結局後半に両チームにゴールが生まれることはなく、試合終了。勝てば首位浮上のチャンスもあったインテルだが、勝ち点1を得るにとどまった。長友にも最後まで出場機会は訪れなかった。

 インテルは現地時間19日にコッパ・イタリア準決勝のナポリ戦を挟んで、次節はホームでカルピと対戦する。

【得点者】
18分 1-0 オウンゴール(アタランタ)
25分 1-1 オウンゴール(インテル)

【了】

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