日本に「バルサのサッカー」は向いていないのか? マラガ戦、明暗を分けた“原理”の有無

リーガエスパニョーラ第21節、バルセロナはアウェイでマラガと対戦。90分を通して劣勢を強いられていたバルサだが、メッシの決勝ゴールで2-1と勝利を収めた。この勝因から、日本サッカーとの相性を読み解く。

2016年01月24日(Sun)10時09分配信

text by 海老沢純一 photo Getty Images
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日本の指導者も憧れるバルサのスタイル

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メッシの決勝ゴールで2-1と勝利を収めた【写真:Getty Images】

 世界中から羨望の眼差しを向けられているバルセロナ。その最たる理由は彼らが繰り広げるサッカーそのものである。GKから最前線までピッチ全体で連動し、流れるようなパスワークでボールを支配する。

 相手に攻撃の機会すら与えないほどの支配力は多くの人々を魅了し、遠く離れた日本の地でもファンのみならず、指導者たちの口からも「バルサのようなチームが理想」と度々聞こえてくる。

 とはいえ、そんなバルセロナでも常に完全無欠ではない。マラガの本拠地ラ・ロサレーダへと乗り込んだリーガエスパニョーラ第21節、バルサは苦しい展開を強いられることとなった。

 先制点を決めたのはバルサだった。キックオフの笛からわずか2分、FWルイス・スアレスがゴールライン際で粘りを見せてゴール前へとボールを送ると詰め寄っていたFWムニルが流し込んだ。

 ムニルにとって、このゴールは今季リーグ戦初得点。ネイマールの負傷欠場はバルサにとって不安要素となり得るものだったが、代役として左ウイングを務めた彼が得点を決めたことはチームにとって朗報といえるものだっただろう。

 その後、試合はバルサのペースで進むと思われたが、実際にペースをつかんだのはマラガだった。

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