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ギリシャ2部で選手が座り込み試合が中断。難民殺害への抗議で

text by 編集部

ピッチに座り込む選手たち
ピッチに座り込む選手たち【写真:英紙『メトロ』より】

 ギリシャ2部リーグ第17節ラリッサ対アカルナイコスの一戦で、選手たちがピッチに座り込むという事件が発生した。30日、英紙『デイリー・メール』含む複数のメディアが報じている。

 試合開始のホイッスルが鳴ると、両チームの選手22名とコーチたちがピッチに座り込む。そして、スタジアムには次のようなアナウンスが流れた。

「我々は命を落とした数百名の子どもたちのために2分間の抗議を示します」

 ギリシャはシリアやイラクといった国々からの難民を受け入れる玄関となっていた。しかし、先日トルコからギリシャへボートが渡る途中に沈没し、214名の死者が出ていた。難民の殺害が続いており、その抗議としてピッチに座り込むという形で意思を示した。

 なお、試合は3-0でラリッサが勝利している。

【了】

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